楽天早川隆久投手(26)が、1185日ぶりプロ2度目の完封でチームトップの8勝目をつかんだ。最後は27人目の打者、オリックスの代打杉本をチェンジアップで空振り三振に仕留め、捕手太田とグラブタッチをかわして表情を崩した。
最速147キロの直球で押し、チェンジアップもうまく使いながら要所で併殺に打ち取った。9回121球、2安打9奪三振の熱投。ルーキー時代の21年5月16日オリックス戦以来(京セラドーム大阪)の完封劇となった。「自分の1年目以来ということだったので、感慨深いところもありますし、そのときのアンパイアの方も福家さんだったので、今回もいけるかなと」。“吉兆”の球審にもあやかった。
チームは前日12日のソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)で投壊し、14失点大敗を喫した。その悪い流れとチームの連敗を止める投球に今江敏晃監督(40)は「今日は早川に尽きると思います。素晴らしかったですね」。さらに「今年一番のピッチングだったんじゃないですかね」と絶賛した。
2度の完封はいずれも京セラドーム大阪での達成となった。「ホームだったら自分が9回のマウンドに上がるときも、自分の登場曲だったり、そういうシチュエーションがあるんですけど、やっぱりビジターなんでもちろんないので、寂しいです」と早川。だからこそ本拠地での再現に意欲を示す。「次はホームでの完封というところを目指していければと思います」と力を込めた。



