阪神、ロッテで活躍した日刊スポーツ評論家の鳥谷敬氏(43)が18日、滋賀県大津市のびわこ成蹊スポーツ大で特別講演に登場。全国大会に出場する同校の硬式野球部(女子)を激励した。

同校のオープンキャンパスで高校生たちに金言を与えた。大学受験を控えた学生に「どこに進学するか正解はない。自分が選んだものを正解にする。選択したからこそ正解の道にしようとしてきた」と自身のポリシーを交えて語った。16年間在籍した阪神からロッテに移籍した際には「その道を不正解にしないように、阪神でしなかったことも受け入れてやる」と決めていたという。若手選手の代走出場や、真夏の2軍生活にも触れ「その経験を自分でつかみにいったことで、財産を得られた」と振り返った。

講演後には今年創部した硬式野球部(女子)の練習を視察。泥だらけになってノックを受ける部員を笑顔で見つめていた。部員15人と体験入部の高校生を前に「女子野球も盛り上がっている。皆さんが野球を続けてくれるのがうれしい。楽しそうにやっている姿、ダイブして(ボールを)取りにいっていたり、その気持ちを忘れずに。野球は厳しい世界でもあるが、1日でも長く、楽しく頑張ってください」と呼びかけた。

同部は8月20日から和歌山で開催される全日本大学女子硬式野球選手権大会に出場する。鳥谷氏は「楽しく野球をして試合に勝つのが一番いい。瞬間瞬間を楽しんで、今の仲間とやれる試合を感じてほしい。それが今後の人生にも生きてくる」とエールを送っていた。