広島が、巨人岡本和の1発に泣いた。1-1の8回、2番手のハーンが無死二、三塁で、左翼へ決勝3ランを浴びた。今季加入した助っ人左腕は、試合前まで防御率0・43と抜群の安定感を誇っていたが、22試合目の登板で来日初被弾。「ど真ん中に行ってしまった」という痛恨の1発だった。3連勝でのマジック点灯王手を逃し、新井体制で最多タイとなる貯金15もお預けとなった。

新井監督は「(ハーンは)いつもいつもゼロで帰ってはこれない。今日は相手の4番が上回ったということ」と淡々。先発床田が粘りの投球を見せ、7回に坂倉の9号ソロで先制。しかし、その裏2死二塁から浅野に同点打を許した。床田は「うまく打たれたという感じです」とうなだれた。指揮官は「(7回の失点は)本人も分かっていると思う。いい投球だった」と責めなかった。首位攻防戦は1勝1敗。切り替えて、また目の前の試合に全力を尽くす。

▽広島堂林(通算1000試合出場も敗れ)「強い体に生んでくれた両親、サポートしてくれる家族、使ってくれた歴代の監督やコーチに感謝しています。こういった接戦を落とすのは痛い。何とか勝つことができればよかった」

▼通算1000試合出場=堂林(広島) 21日の巨人18回戦(東京ドーム)に先発出場して達成。プロ野球533人目。初出場は12年3月30日の中日1回戦(ナゴヤドーム)。

▽広島坂倉(7回に先制の9号ソロも逆転負けに)「まあ、甘くはないですね。前の2打席でやられてるんで、打つしかないと思って打席に入りました。まだ30試合以上あるので、勝つために最善の準備をしたい」

▽広島末包(自己最長の4試合連続マルチ安打)「勝つためにやってるので、重要なところでもっと打てればと思う」

▽広島菊地原投手コーチ(ハーンの投球に)「打たれる日もあるので。また次に頑張って欲しい。これで信頼が変わることはない」

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