もう「マモナク」です。日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)が連続試合安打の球団記録に王手をかけた。
1回に三遊間へのゴロに激走。先制適時内野安打として両腕を突き上げた。23試合連続安打で自らの球団外国人記録を更新。51年大下弘、07年森本稀哲(現外野守備走塁コーチ)の24試合に「M1」とした。
9月に入ってもヒットパレードが止まる気配はない。先制打は「初球カーブを空振りしたので、冷静になって来た球に対応しようと思いました」。どん欲に日本野球を学んで身に着けた対応力が快進撃の源だ。
その姿勢はグラウンド外でも不変。エスコンフィールドへ電車通勤中に「間もなく、北広島」の車内アナウンスを春先に完全習得したように日本語力も絶賛上達中。最近は通訳から「そろそろ通訳もいらないんじゃない?」と英語で聞かれて「マモナク」と日本語で返してニヤリ。言葉の意味を理解し、応用する高度な返しを披露した。
6回の17号ソロは1回に空振りしたカーブを見逃し、高く浮いたチェンジアップを捉えた。それでもチームはサヨナラ負け。「そんなにいい気持ちで帰ることはできない」と悔しがったが、打ち続けることがチームへの何よりの貢献。抜群の対応力で球団記録に「マモナク」並び、更新する。【木下大輔】



