ソフトバンクは序盤の大量失点が響き連勝ストップ。優勝マジックは15のまま足踏みとなった。先発のリバン・モイネロ投手(28)が今季最短の3回6安打6失点でKO。万波に先頭打者アーチを浴びるなど初回5失点で、3回はマルティネスに12号ソロを献上した。日本ハムにはカード別ワーストの20被本塁打。さらに制球にも苦しみ3四死球。防御率リーグトップの左腕がまさかの大乱調で「内容も結果も全く良くなかった。なんとか修正して次の登板に向けて頑張ります」と肩を落とした。

小久保監督は「(大量失点は)今年初めてじゃないですかね。そら年に1回ぐらいはありますよ」とかばったが「もう続いてほしくないですけど」と語るのも本音。先発転向1年目で10勝5敗、防御率1・97。奮闘しているのは間違いなくとも、この日を含めた直近3試合は14イニングで自責点10、防御率6・43とやや精彩を欠いている。指揮官は「やっぱり初めての先発でちょっとへばってるかもしれない。自分の思うように体が動いてないかもしれないですけど、ここまでよくやってると思いますよ」と話した。

エース有原も古巣日本ハムには未勝利で、8月は防御率5・70と不調だった。有原とモイネロは今季の先発陣を引っ張ってきた大黒柱。新庄ハムとはクライマックスシリーズでも対戦する可能性があるだけに、やや不安の残る1敗だった。小久保監督は「CSを含めて一番大事なところでいくピッチャーのひとりなんで」と改めてモイネロの修正力に期待した。【只松憲】

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