<阪神9-4中日>◇4日◇甲子園
恩師からの電話が阪神井上広大外野手(23)を奮い立たせた。
今季は5月10日に1軍昇格も9試合の出場で、打率2割8厘、10三振で27日に2軍落ち。そのタイミングで、履正社時代の恩師、岡田龍生氏(63=現東洋大姫路監督)からゲキが飛んだ。
「三振の内容が悪い。我慢して使おうと思ってもらえるようにせなあかん。この前みたいな内容やったら使おうとは思わへんで」
高校時代からずば抜けた長打力の持ち主で「教え子の中でも飛距離は全然違った」という。だが、ストライクを簡単に見逃し、持ち味を発揮できていなかった。打席内容を見て、こまめに連絡をくれる恩師に井上も奮い立った。「電話がかかってきて、頑張ろうと思います」。8月末に再昇格。この日もファーストストライクをしっかり捉えた。岡田氏も願を込めて言った。「阪神ファンの中で野球させてもらって、よかったと思いますね。チャンスを生かして(この先も)1軍でやってほしいですね」。【阪神担当=村松万里子】



