2軍調整中の楽天田中将大投手(35)が、今季最長の7回を投げ抜いた。イースタン・リーグ日本ハム戦に先発し、7回98球、7安打無四球3失点(自責2)。最速は146キロだった。「7回で約100球ってところは良かったんじゃないですか」とうなずいた。前回まではイニングや球数に制限があったが、この日は制限なしで力投した。

1回1死一、三塁から野村の中犠飛で先制点を献上。4回1死一、三塁からは福田に左犠飛を打たれ、7回2死三塁では明瀬に中前適時打を浴びたが、崩れなかった。「初回、ちょっとうまく相手に打たれてしまって、ゲームのよーいどんで失点してしまったんですけど、そこからは、ちょっと使うボールとか使い方とか、そういったものをうまく変えながら立て直せたかなという風に思います」と振り返った。

今江監督、渡辺ヘッドコーチ、青山投手コーチらが視察した一戦で1軍昇格をアピールした。「もし1軍のマウンドに上がるとなれば、すごくチームが大事な状況ですし、そこは自分でそのゲームの意味というものはもちろん分かってマウンドには上がりますけども。でも、これはどうなるか分からない。僕は1日1日、少しでもいい状態、いい感覚で投げられるようにやるだけかなと思います」と力を込めた。

青山投手コーチは1軍昇格を未定とした上で「印象としては良かったんじゃないかなとは僕は思うんですけど。7回投げたところ、100球近く投げられたところ、四球がなかったというところはいい材料として、また監督と話せるんじゃないかなと思います」と話した。

田中将は昨秋に右肘をクリーニング手術。一時は開幕ローテ入りに照準を合わせ、オープン戦にも登板したが、完調とはならず、2軍調整が続いていた。8月7日の富士大との練習試合で4カ月半ぶりに実戦復帰してからは、この日で5度目の登板となった。

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