西武が9日、来季1軍監督に西口文也2軍監督(52)が就任すると発表した。外部招聘(しょうへい)の可能性もあったが、現状の戦力を把握した上で課題設定できることを主眼に置いて内部昇格となった。現役時代に通算182勝を挙げた元エースに、獅子の再建を託す。

西口2軍監督は引退後の17年からコーチに就任。22年からファーム監督を務めていた。1軍が最下位に低迷する中で、今季イースタン・リーグ終盤戦まで優勝争いを演じるなど2軍を強化した。来季の新監督人事で名前が挙がる中で「自分としては光栄なこと」と話していた。

監督業の魅力は「魅力はもう自分が投げてたら自分だけの喜びじゃないけど、今はもうみんな活躍してくれという感じだから、みんなのことを考えて」とやりがいを語っていた。去就についてはこれまで明言を避けてきたが、球団を通じてついに新監督就任が正式発表。ヘッドコーチとして入閣予定の鳥越裕介氏(53)らとともに、「みんなのことを考えて」ワンチームで巻き返しを図る。

◆西口文也(にしぐち・ふみや)1972年(昭47)9月26日生まれ、和歌山市出身。県和歌山商-立正大を経て、94年ドラフト3位で西武入団。96年から7年連続で2桁勝利を挙げ、97年MVP、沢村賞。最多勝2度、最多奪三振2度、最高勝率1度。ベストナイン2度、ゴールデングラブ賞3度。15年に現役引退し、17年に2軍投手コーチで復帰。1軍コーチを経て22年から2軍監督。182センチ、77キロ。右投げ右打ち。

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