出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化する現役ドラフトが、9日に行われる。午後1時からオンラインによる非公開で開催され、必ず全球団が1人は出て、1人は入る仕組み。午後5時ごろには、結果のみが発表される見通しだ。
22年オフに始まり、今年で3回目。初開催の22年は大竹(ソフトバンク→阪神)、細川(DeNA→中日)が翌年に新天地でブレーク。2回目となった昨オフ移籍組からも今季、水谷(ソフトバンク→日本ハム)が交流戦MVPに輝いた。選手会の求めに応じ始まった制度だが、成功例が重なったことで「義務」ではなく貴重な「補強機会」になったと言っていい。また、他球団の人気を集める選手を指名候補に出した球団ほど、指名順位が上になる可能性が高まる。昨年、実績のある選手の移籍が1回目より増えたのは、制度の狙いが機能した結果だろう。
一方で、移籍1年で戦力外となったケースもあり、全員がうまくいくわけではない。そこを各球団が、どう捉えるか。3回目の今回、注目点の1つが2巡目指名が成立するかだ。過去2回とも、1巡目指名のみで終了した。希望球団が複数あれば2巡目指名も行われるが、希望球団間でニーズが合致しなければ指名は不成立となる。【古川真弥】



