西武の古賀悠斗捕手(25)が前日の“ノーヒットワンラン”に続き、この日も隅田知一郎投手(25)を完封に導く好リードをした。

渡辺久信前GM(59=日刊スポーツ客員評論家)が「今のソフトバンク打線は山川をどう抑えるか」と指摘していたが、古賀悠も「いま近藤さんや柳田さんがいない中で、山川さんがキーマンだと思うので」と最大限の警戒をした。

隅田の特性を生かし、山川の胸元をどんどん突いていった。第3打席だけは、2球目に違う攻め方へ持っていこうとしたが、隅田が首を振った。「そこは隅田の気持ちをくんで」と内角を続け、詰まった遊撃ゴロに仕留めてみせた。

昨年4月、山川に2本の満塁弾を浴びた記憶は鮮明に残る。この日は勝った。正捕手として、ハイレベルな投手陣と日々向き合いながら、コーディネートしていくのが仕事だ。

準備が「勝利」という結果につながっていくことは、捕手にとって-。

「いや、もう、なんて言うんですかね、うれしいですし、去年とちょっと違った感じじゃないですけど、いろんな準備をして、その結果がこうやって勝利になればうれしいです。その分、負けたらやっぱり悔しさも大きくなります。そうやって、成長していきたいなと思います」

白熱の完封劇が終われば、もう頭は次へ向いている。【金子真仁】

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