北海道岩内町出身の関取で、西前頭4枚目の一山本(31=放駒)がファーストピッチに臨んだ。
緑の衣装に赤いグラブで登板。「野球はこどもの頃、兄弟でキャッチボールをしたぐらい」とはいうものの、無駄のないコンパクトなフォームから投球し、ボールはノーバウンドで、捕手役の日本ハム石井のミットにおさまり、大歓声を受けた。
野球場に訪れること自体が人生初の経験。「エスコンフィールドのマウンドには、ゲームでは立ちましたが、実際に来たのは初めてです。広くて開放感があっていい球場だなと感じました。投球は、とりあえず、届いて良かったです」と感想を口にした。
春場所が7勝8敗、夏場所は5勝10敗で連続の負け越し。放駒部屋の公式インスタグラムでは、夏場所中に左手小指を脱臼したことが明かされているが、名古屋場所は出場する意向。本業に向け「来場所は、しっかり稽古を積んで頑張りたい」と雪辱を誓った。
今回は日本相撲協会の財団法人化100周年、パ・リーグ75周年ということでのコラボ企画。各球場に、力士が訪れている。
「基本的に来た仕事はすべて断らないと決めてるんで」と、3回の攻撃終了後にはファイターズガールと「きつねダンス」も披露した。緑の着物をまとっての斬新な“緑のきつねダンス”。事前に映像を見てイメトレし「恥ずかしい映像が残らないように頑張ります」と、ファーストピッチ後にも練習して臨み、多少のずれはあったが、汗だくになりながら最後まで笑顔で踊りきった。



