DeNA前監督のアレックス・ラミレス氏(50)がYouTube「ラミちゃんねる」で、DeNA、巨人で活躍した梶谷隆幸氏(36)とのコラボ動画に出演し「今だから話せるDeNA時代の裏話」を明かした。

ラミレス氏は梶谷氏を「ファンがワクワクするような選手で本当に素晴らしい能力を持っていた」と絶賛。監督最終年の20年、109試合に出場し、打率3割2分3厘、19本塁打、14盗塁、53打点の成績を残し、勝負強さを見せた。

ラミレス氏は梶谷氏について「僕はずっと30本塁打、30盗塁ができる選手と思っていたよ。日本シリーズにいった17年に21本塁打、21盗塁を達成している。自分的にもベストな年だった? それとももっとできたと思う?」と質問。

これに対して梶谷氏は「それ以上にその年の打率が2割4分3厘だったんですよ。そこが僕はダメだなって。次の年も三振が多くて打率が低かったから、20本、20盗塁がかすむくらい使いづらかったのかなと思っていました」と率直に振り返った。ラミレス氏も「もちろん守備もよくて足もあるけど、僕が思っていたよりちょっと三振が多かったかな」と当時の印象を明かした。

梶谷氏は19年から打率向上に取り組み、20年から結果に出たと回顧。「20年はホームラン0でいいからとにかく打率だけっていう気持ちでやったら自然にホームランが出てきた」と語った。

ラミレス氏は20年の打席内容に注目し「ボールを最後まで引きつけて三塁の頭を越すライナーを打っていたね。そこから四球や打率も実際に上がった。そのあたりを意識したから数字が伸びた意識はあった?」と質問。梶谷氏は「引っ張ることはいつでもできるから、逆方向にはき出していけば打率がついてきそうな感覚は20年にはあった。レフト前にライナーっていうのを。もはやそれしかしてなかったですね」と笑顔で振り返った。

ラミレス氏はさらに、「スタンスも前は立てていたけど、寝かせて素直なバッティングでボールを引きつけられるようになって逆方向にもホームランが出るようになったね。そのちょっとした変化が良い方向に出たけど、それを現役の初めのころにやっていたらいまだにすごい数字を残していたと思うよ」と分析。

これを聞いた梶谷氏は苦笑いで「でも気づけないのも僕の能力だし、気づけたうちにプレーできたからまだマシだったかな」と振り返った。