前日に続いてファーストピッチセレモニーにOBが登場した。上田二朗、江本孟紀、山本和行、中西清起、野田浩司、藪恵壹の名投手6氏が、当時の背番号をつけたユニホームで登場。呼び込みのアナウンスがあるたびに場内から「おお~」と声が上がった。
73年に22勝した名サブマリンの上田氏は「私が一番年上だけど、久しぶりに会って『みんな年とってるな』と思いながら。この年齢で、こういう場を与えてもらえるのは幸せ。私の家内はユニホーム姿を初めて(球場で)見たんですよ。現役の時、見に来ていなかったので。もう最後やから見に来い、言うて誘いました」と笑みを浮かべた。
江本氏は藤川監督の野球について「野球の本筋を進んでいるなと。慌てず、騒がず、堂々とした戦い。(毒舌を出せず)寂しいんだよ。もうちょっと、よたよたしてくれるとボロクソに言ってやるって考えるんだけど」と笑わせた。
中西氏との左右ダブルストッパーで85年優勝に貢献した山本氏は「マウンドに行ったのは久しぶりで、うれしかった。昔を思い出します。僕らは優勝のあとに3位、最下位。気を引き締めてやればずっと黄金時代が続くだろうと見ています」と太鼓判を押した。
中西氏は同郷高知の藤川監督について「一番はコンディションを1年間しっかりケアできたこと。各チーム、主力がいない中で万全で戦えた」と首位独走の要因を挙げた。
92年限りでオリックスに移籍した野田氏は「呼んでいただいてありがたいです。甲子園はたぶんOB戦ぐらいだと思うけど、それがいつか覚えてないくらい。やっぱり雰囲気ありますね。お客さんがいっぱいで」と感慨深げ。
90年代をエースとして支えた藪氏は「今日は山本和行さんが来てくれたのが一番うれしかったですね。優勝はもう間近。僕らOBもうれしい。そんなに経験できることではないから楽しんでほしいですね」と後輩たちにエール。
31日は片岡篤史、福留孝介、糸井嘉男、西岡剛の4氏が登場予定。



