敗戦の中にも光明はあった。巨人岸田行倫捕手(28)が「4番捕手」でスタメン出場。球団の第96代4番打者に就任すると、勝負強い打撃で起用に応えた。5回2死一、二塁で迎えた第3打席。阪神先発高橋の初球、カットボールを捉えて左翼線への適時二塁打を放ち「いいところに飛んでくれました」と振り返った。

強打の捕手が誕生した。2回先頭の第1打席で中前打、続く3回2死一塁の第2打席は詰まりながらも右前打。猛打賞をマークしたが「いつも通り変わらず。先頭で回ってきたら塁に出ることを意識して、チャンスで回ってきたらしっかり打てるようにやりました」。「4番捕手」としての猛打賞は15年4月4日阪神戦(東京ドーム)、現役時代の阿部監督以来となった。

不動の4番として君臨していた岡本は「3番三塁」で18年6月1日オリックス戦(京セラドーム大阪)以来となる3番出場となった。3打数2安打1四球とチャンスメーク。阿部監督は“オカキシ”結成の意図について「岡本に数多く(打席を)回したいという。そこだけです」と説明。チームは阪神に敗れて借金2となったが「なんとか勝たせてあげられるように頑張ります」と切り替えた。【水谷京裕】

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