22年秋以来の勝利を狙う宮城教大は5-15で東北学院大に6回コールドで敗れ、勝ち点を落とすも、初回には橋本拓樹外野手(2年=盛岡三)が先制の満塁本塁打を放った。
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実りある一打を放った。初回、無死満塁の好機に、橋本は「1点は欲しかったので外野フライを意識して」とカウント2-2から東北学院大・小野涼の高め変化球を捉えた。打球は右翼席へ。大学通算5号は小2からの野球人生で初の満塁弾。ただ「うれしかったですけど、その後の打席で打てなかったのが悔しいです」と気を引き締めた。1年春から公式戦を経験する。「去年から投手陣の援護ができていなかったので、今季こそは還元したい」と首脳陣の助言を真摯(しんし)に受け止め、レベルアップに手応えを感じている。
偶然にもこの日、21年春季リーグの東北学院大戦で完封勝利を収めたOBの神戸陽知さん(26)も応援に駆けつけていた。「あの時も先制ホームランで始まったので、今日もひょっとしたらと思ったのですが。これからまた頑張って欲しい」と後輩たちの活躍に期待を込めた。
22年秋以来3年ぶりのリーグ戦勝利には届かなかったが、橋本は「ストライクゾーンに来た球を見逃さないで振っていけるのが強みです。チャンスでもう1本出せるバッターになりたい」と意気込んだ。今季こそ、1勝、そして勝ち点を奪取する。



