ヤクルト池山隆寛監督(59)がドラフト1位で法大・松下歩叶内野手(4年=桐蔭学園)の一本釣りに成功した。競合を覚悟した中で単独指名で交渉権を獲得。「打っても、守っても必ず中心になっていける選手。予想では重なって、くじだと思ったが、それがなくなってホッとした」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

松下は東京6大学リーグで現役最多の通算12本塁打の内野手。現役時代に「ブンブン丸」の愛称で親しまれた池山新監督は「思い切りのよさは私譲りというか、継承していっていただきたい」と期待を込めた。同時に粘り強さにも資質を見る。「追い込まれてからも何とか粘って右方向に打てる」と将来像には通算2186安打の内川聖一氏の姿を重ねた。

支配下指名の7人のうち6人が大学生、社会人を占めた。高校生は5位指名の東海大甲府・鈴木だけ。最下位からの巻き返しへ、即戦力に狙いを絞って指名した。

【ドラフト】全指名選手一覧