阪神の新外国人、ダウリ・モレッタ投手(29=パイレーツ)がさっそく、うわさの宝刀の威力を見せつけた。28日、兵庫・西宮市の球団事務所で入団会見。「伝統ある球団に来られて光栄。直球は自分でもいいと思っているので、生かした投球をしたい」と自信をのぞかせた。メジャー通算112試合で先発は1度だけの救援右腕。武器は直球のほか、逆方向にも曲がることがある超変則スライダーだ。メジャーで三振の山を築き話題になった。
モレッタは会見後、すぐに着替えて室内練習場へ。偶然いた守護神・岩崎に声をかけられ、キャッチボールが実現。例のスライダーを投げ込んだ。「自信がある。右打者にはスライダー、逆に左には全然違う球種になったりする。ナチュラルにいったり、自分で投げ分けることもある。あまり打たれなかったから多く投げている」と誇示した。
受けた岩崎は「こんな感じなんだと。特徴的だと思いました。(曲がりは)下でしたね」と驚き、魔球のポテンシャルを確信。ボールを介したコミュニケーションに「心のキャッチボールです。一緒にやっていきたい」と加入を歓迎した。
人気漫画「NARUTO-ナルト-」をきっかけに日本が好きになった。「3回は繰り返し見ている。いつか日本に行ってみたいと思っていた。モニュメントにも行ってみたい」。同じドミニカ共和国出身のドリスから文化や日本野球のレクチャーを受けている。入国2日目で日本語も「ボールください」など次々と披露。沖縄での春季キャンプはドリスや岩崎と同じ具志川組でスタート。球団もブルペンの中心選手と大きな期待を寄せている。グラウンド内外で存在感を示しそうな助っ人だ。【柏原誠】



