バットが折れても、ヒット量産中だ。ロッテ藤原恭大外野手(25)が4打数4安打2打点。良い傾向が見えた。7回に追いつき、なお2死二塁。カウント2-1からファウルを記録しながら、バットが折れてしまい、タイムをかけて交換。直後に西武青山の直球を捉え、左中間への適時二塁打で勝ち越しに成功した。「わざと折れるような打ち方をしているので。追い込まれてからとか、しっかり逆方向意識して、詰まらせるっていうイメージが強いので、そこは全然イメージ通りです」と強調した。言葉どおり、詰まらせながら逆方向への二塁打だった。

実は、この日3度目のバット交換だった。初回先頭、バットを折られながら鈍い音を立て振り抜いた打球が投手横のフライに。武内は落ちてくるバットが気になったのか、捕り損なって安打となった。3回には投球がバットの先に当たって折られたが、二塁手が打球処理にもたつき、安打が記録された。打ち損なった2打席も含め、4打席中3打席折られた。メーカーへの発注も忙しくなるが、「さっきラインで『ちょっと多めにお願いします』ってお願いしました」と明るく笑った。

タイトル獲得を目標に掲げるチームの中心的存在。オフには2年ぶりにレッドソックス吉田と自主トレを行った。WBCでも活躍する姿ももちろん目に入る。「次元が違うなって思いました。僕にはああいうバッティングはできないので、自分にできることをしっかり、迷わずやっていきたいなと思ってます」。良い感覚を研ぎ澄ませ、シーズンに向けて準備していく。【星夏穂】

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