こどもたちへ、ささやかなプレゼントだった。日本ハム清宮幸太郎内野手(26)が、「こどもの日」に、手応え十分のアーチを放った。
1-0の5回だ。2球で追い込まれながら、フルカウントまで粘って7球目。楽天荘司の148キロの直球を、完璧に捉えた。右翼席へ飛び込む推定飛距離114メートル弾。「自分のスイングをしようっていうのは思ってました。2ストライクになっても、当てに行かず、三振を怖がらずに行けたのが良かったかなと思います」。フルスイングの勇気は、スタンドで観戦したこどもたちに届いたはずだ。
プロ9年目で「こどもの日」の成績は通算11打数4安打3本塁打3打点。とりわけ、22年は楽天戦(札幌ドーム)で岸から2打席連続のアーチを描いた。
「そうなんですよね。打ってるんですよ、こどもの日。(試合前から)あ、打つかな~と思っていたんです、こどもの日だから。やっぱり、夢を届けるじゃないですけど、いいとこ見せたいって気持ちがあるんじゃないですかね」
チームは2連敗で踏ん張り時。それでも、下を向いてばかりはいられない。打線を支える背番号21は「今日の僕のホームランが、ちょっとでも(球場に)来てくれた子どもたちの記憶に残ってくれたら最高ですね」と、願った。【中島宙恵】



