日本ハム郡司裕也捕手(28)は試合開始の8時間以上も前からロッテ・ジャクソンを打っていた。

「朝活、こそ練です(笑い)」と、朝8時に幕張のチーム宿舎を出発。同じ千葉県内にある2軍施設の鎌ケ谷を訪れ、投手の映像や球質を再現するAI打撃マシン「トラジェクトアーク」でジャクソン対策をしていた。「映像は(昨季まで所属した)横浜時代のだったんですけど…(笑い)」。相手のユニホームこそ違ったが、再現される球速や球質を打ち返し、イメージを膨らませた。

10日オリックス戦まで打率2割4分4厘、2本塁打。「今年ゴロ率がすごく高いので…。最近も引っ張って強い打球を打とうとしてるんですけど、詰まることが多かった」と、課題の修正も鎌ケ谷を訪れた理由のひとつ。データを取ってスイング解析も行い「今の自分がこうなってるっていうのがわかりました。そりゃあゴロになるなっていう感覚はつかめた」と、若手選手に混ざり充実した時間を過ごした。

23年途中にトレード移籍で加入後、2軍降格は1度もなし。合宿所のロッカーは「ほこりまみれになってました。知らない人の荷物がいっぱいあった」。すっかり居場所のない2軍施設での“こそ練”で手応えをつかみ、ナイターが行われるZOZOマリンに向かった。【本間翼】

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