<ソフトバンク11-4ヤクルト>◇13日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンク松田宣浩内野手(30)が、交流戦優勝が決まった試合でプロ初の5安打と爆発した。

 1回に中前打で17試合連続安打とすると、3回にはリードを4点に広げる右中間への2点適時三塁打。「真っすぐにしろ、変化球にしろ、反対方向に打つ練習をしていた。三塁打は練習していた通りの当たり。ゲームで出たのは自信になる」。

 5月中旬の打率は2割3分台だったが、打ちまくって2割9分7厘と3割が目前に迫った。交流戦の23打点は12球団トップと勝負強さが光る。

 交流戦打率も12球団3位の3割5分9厘まで上げ、同1位長谷川(4割2分2厘)、同2位内川(3割8分1厘)とともにトップ3をチーム内で独占。交流戦優勝に導いた打線の原動力となった。