<ソフトバンク1-4日本ハム>◇11日◇福岡ヤフードーム
熟睡していた勝負強さが、目覚めた。日本ハム中田翔内野手(21)が、強力に援護射撃した。6回1死満塁。カウント1-1からの杉内の3球目、外角チェンジアップをバットの先で拾い、力強く引っ張った。左翼へライナーで運ぶ2点適時打。快投するエースのダルビッシュに、安全圏の4点のリードへとダメ押しした。「追い込まれたら打てる確率が低くなる」と積極性を、ここ一番でさく裂させた。
発奮材料がそろい、いきり立った。2回2死から緩慢な動きでゴロを捕球できず失策。この日はその打席まで2三振と精彩を欠いたこともあり、4番小谷野が敬遠気味の四球でできたチャンスだった。「エラーもしていたんで、何とか」と気迫で、8月24日楽天戦以来、15試合、63打席ぶりの適時安打。梨田監督も「もう一押しほしいところだったからね。エラーもしたけど」とチクリと刺しながらも、奮闘をねぎらった。
[2010年9月12日10時48分
紙面から]ソーシャルブックマーク



