チェコのパベル・ハジム監督が試合後の会見で、日の丸が入ったハチマキを巻いた。
5回途中まで無失点と好投したオンジェイ・サトリア投手(29)は試合後、球場全体からの万雷の拍手に「お辞儀」で感謝を示した。ハジム監督は「ここまでのチェコ野球がサトリアの結果そのものでした。WBCという大きな舞台でサトリアが投げたところを過去とするならば、コバラにスイッチしたところがチェコ野球の未来を示すターニングポイントでした」と語った。チェコの野球については「侍ジャパンに終盤に送りバント、エンドランさせました。東京ドームの雰囲気、天国のようでした」と言った。
侍ジャパンとの試合後に、次の国際大会へ向けた質問を受けると「特別な秘策もあります」と切り出して「日本野球から学んだことがあります。栗山監督や他の監督は一監督が一大会を満了する。私は何度も経験させてもらってるので、今年11月のプレミア12の予選、27年のプレミア12が最後だと思います。(次のWBCでは)新しい監督が来る。これが秘策です」と明かした。
会見の最後には「1分だけください」と頭に「日本」と書かれたハチマキを巻いて日本語で「ニッポン、アリガトウゴザイマス。野球フォーエバー」と力強く話した。
◆チェコ共和国 1993年、共産主義国家だったチェコスロバキアが革命により解体され、チェコとスロバキアに分かれて独立した。首都はプラハ。面積は7万8866平方キロメートルで、人口は約1090万人。公用語はチェコ語。自動車産業や観光業などが主要で、ビールやボヘミアングラスが名産。スポーツはアイスホッケー、サッカー、野球などが人気。23年からペトロ・パベル大統領。

