来月11日に都内で断髪式を行う元関脇逸ノ城の三浦駿さん(30)は、次々と新しい顔ぶれが出てくる相撲界にうれしそうだった。昨年夏場所前に慢性化していた腰痛の限界を訴えて電撃引退。あれから8カ月余りで、番付は様変わりした。「霧島も豊昇龍も大関に上がった時は自分はいなかった。新しい人がどんどん上がってきている。見ているお客さんにとっても楽しいはずです」と声を弾ませた。
昨年秋、九州と2場所連続で優勝争いに絡んだ熱海富士、元横綱稀勢の里の二所ノ関親方が大きな期待を寄せる大の里、所要1場所で新十両など数多くのスピード出世記録を持つ「令和の怪物」伯桜鵬など。20代前半の伸び盛りな若手が頭角を現す状況には「もし自分がいたら、もうそんなに若くないですよね。若い人がどんどん上がってきていると、お客さんも盛り上がりますね」。現役時代に所属していた湊部屋の力士たちとともに活躍を注目しているという。
「力士をやっていたことを示せる最後の場」という断髪式まで1カ月を切った。来る日に向けて準備しながら、盛り上がりを見せる初場所の動向も追っている。【平山連】(ニッカンスポーツ・コム/バトルコラム「大相撲裏話」)


