帝拳ジム、大橋ジムとフジテレビは8日、4月15日に横浜アリーナで開催予定だったWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)のV3戦を5月25日に東京・大田区総合体育館で行うと発表した。再戦となる挑戦者で同級1位ガニガン・ロペス(36=メキシコ)陣営と、2つの興行を中継するフジテレビの間で開催日を再調整した。

 トリプル世界戦だった4月15日の横浜アリーナはWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が同級8位エマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)を迎える初防衛戦と、日本記録の16連続KOを狙うWBC世界フライ級王者比嘉大吾(22=白井・具志堅)が同級2位クリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)を迎える3度目の防衛戦のダブル世界戦となる。

 5月25日はWBA世界バンタム級1位井上尚弥(24=大橋)が3階級制覇をかけて王者ジェイミー・マクドネル(31=英国)に挑むタイトル戦に拳四朗が加わり、こちらもダブル世界戦となる。