新日本プロレスのジュニアヘビー級戦線でも活躍した「ミスター・ハイフライ」リコシェが、NXT北米王座を奪取した。

 同王者アダム・コールに挑戦。「コールの名前はベルトから消され、リコシェに置き換えられる」と王座奪取に自信たっぷりの挑戦者は、トップレベルの攻防を展開。得意の空中戦に持ち込んだものの、コールのカウンタースーパーキック、ラスト・ショットを食らった。

 辛うじて2カウントで返したリコシェは背後からのコールの攻撃をかわし、フランケンシュタイナーで迎撃。さらにトップロープからの攻撃をエプロンに回避しようとした王者に対し、トップロープを飛び越えてハリケーンラナで場外に投げ飛ばした。最後はトップロープから630スプラッシュを豪快に成功させて3カウントを奪い、激闘を制した。