総合格闘家デビュー戦で白星を奪えなかった大相撲の元西前頭筆頭、大砂嵐(26=エジプト)が、大みそかにボブ・サップ(45=米国)との再戦を希望した。試合後の会見で「調子は良かったけれど、まだまだ勉強することがある。もっと練習すれば勝てる。大みそかにリベンジがしたい」と口にした。

自身の課題について「スタミナですね」とポツリ。ゴングと同時にフック連打で攻め込んで体力を消耗し、2回に上に乗られてガードポジションのまま逃げられなかったことで「上に乗られた時に力を出し過ぎて…」と作戦ミスだったことも明かした。

セコンドについた師匠、元UFCヘビー級王者ジョシュ・バーネット(米国)は「格闘技の道をまっすぐ進んでほしい。この経験を通じて良い点も悪い点も反省してほしい。もっと厳しい指導をしたい」と見守っていた。