大みそかのボクシングWBOトリプル世界戦(東京・大田区総合体育館)のイメージガールに保科凛さん(23)、ウェディシンハ理沙さん(28)が選出された。

30日、都内で約250人の応募者から書類審査などを通過した10人による最終選考会が開催され、選ばれた2人が試合当日の3大世界戦でラウンドガールを務めることになった。

宮城・仙台市出身の保科さんは身長162センチ、体重47キロで、3サイズは81-60-85の和風美女。今秋は小学館の日本ラグビー応援ガールズ「80ミニッツガールズ」メンバーとしても活動していた。「すごく今日は緊張していて昨夜も1時間ぐらいしか寝られなかった。本当にうれしいです」と満面の笑み。

また大阪府出身で名古屋在住のウェディシンハさんはスリランカ人の父と日本人の母を持つ。身長160センチ、体重45キロで、3サイズはDカップ(数字非公表)-58-84の健康美女。モデルやタレント活動の経験がないため、異例の抜てきととなる。「まさか選ばれると思わなかったです。年末にラウンドガールをできることが楽しみです」と意気込んだ。

今回、大みそかに初防衛戦を控えるWBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチに臨む王者吉田実代(31=EBISU K,S BOX)、現役引退したばかりの元2団体統一ライトフライ級王者田口良一氏(33)らが審査員を務めた。吉田は「試合に花を添えてもらえること楽しみにしています。2人とも笑顔が素敵です」と歓迎。田口氏は「今まで選ぶ側はやったことがなかったので、新鮮でした」と振り返った。

大みそかには吉田のほか、WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔の初防衛戦、WBO世界フライ級王者田中恒成の3度目の防衛戦が開催される。