第5試合で杉浦、桜庭、カシン、NOSAWA論外組の勝利後「黒のカリスマ」こと蝶野正洋(57)が会場内のモニターに登場し、22日の横浜武道館大会に杉浦軍の最高顧問として来場することを発表した。

VTRでは各選手に対し、ユーモアのあるメッセージで会場を笑いに包んだ。「I am NOAH」と発言することもある潮崎には「『I am』は蝶野だけです。使うのなら日本語にしてください」とまじめな表情で語った。そして面識のない杉浦には「勝手に人の名前を使うのは辞めていただきたい。愛犬を使った荒稼ぎ。やりたい放題と聞いています」と話し、最後に「ガッデム。I am CHONO」と締めくくった。

22日に船木とタッグを組んで杉浦、桜庭とタイトルマッチを戦う丸藤も蝶野から挑発を受けた。ユニットを組む武藤敬司について「信用してはいけない」とからかわれた。強力“助っ人”に対抗するため、バックステージに戻った丸藤はある人物に生電話。その相手はSKE松井珠理奈(23)だった。「一緒に入場して華を添えて欲しい」との依頼に松井は「何かやりたかった。うれしい」と快諾。互いにセコンドを務めることになれば「蝶野対松井」のパフォーマンスにも注目が集まる。