NXT女子王者紫雷イオ(30)が大舞台で王座防衛に成功した。因縁のトニー・ストーム、メルセデス・マルティネスと3WAY形式で防衛戦に臨み、最後はマルティネスを丸め込んでベルトを守り抜いた。

ゴング前からマルティネスに襲撃された紫雷はダブル・ニーで応戦し、ストームにはフラップジャックを成功させた。3選手が入り乱れた攻防から場外戦では鉄柱によじ登った紫雷が豪快なクロスボディを仕掛け、挑戦者2人を蹴散らした。ストームがストーム・ゼロやダイビングヘッドバットでマルティネスを抑えていると、王者紫雷は好機を見逃さなかった。月面水爆をストームにさく裂させてフォールをカット。そのまま動けないマルティネスを丸め込んで3カウントを奪った。

強敵の挑戦者2人を倒すと、NXT女子王座ベルトを掲げ、王者としての実力をアピールした。試合後には自らのSNSを通じ「イェーイ! まだ私のものだ!」と王座ベルトを持った写真を投稿し、喜びを表現していた。