「毒蛇」ランディ・オートンが、復活した「ザ・フィーンド」ブレイ・ワイアットに沈められた。

第6試合で組まれた異色の男女対決となった「小悪魔」アレクサ・ブリスとのシングル戦に臨んだが、自ら火葬したはずのワイアットにシスター・アビゲイル葬されてしまった。

先に入場したオートンは呪術師と化したブリスの術で試合前から黒い血を吐いて苦しんだ。怪奇ムードの漂うムードの中、さらにブリスに炎を放たれ、天井から照明器具も落とされるなど異次元の力に追い詰められた。「カモーン!ランディ」と挑発してきたブリスから火の玉が放たれると、今度はリングマットから不気味な手が現れ、足を捕まれてしまった。

すると自ら火葬したはずのワイアットがさらに不気味な姿に変わってマット下から登場。オートンは大きく動揺し、そのまま捕獲されると、シスター・アビゲイルを浴びてマットにたたきつけられた。馬乗りになった対戦相手のブリスにフォールされ、3カウントを許すしかなかった。死の淵から復活してきたワイアットの執念に屈したオートンだった。年間最大の祭典レッスルマニア37大会(4月10、11日・米タンパ)に向け、再び両者の遺恨が激化しそうだ。