総合格闘技のRIZIN31大会(24日、神奈川・ぴあアリーナMM)に出場する白川陸斗(30=トライフォース赤坂)が22日、試合前会見に出席し「以前よりもさらに勝ちにこだわる姿勢が強くなった」と成長ぶりをアピールした。

15年10月のDEEP大阪大会でプロデビュー。20年8月にRIZIN初参戦を果たしたが、同郷の萩原にTKO負けを喫した。「去年のデビュー戦の敗戦が原動力になっている。格闘技に対してもさらに向き合えるようになった」と、この1年間はフィジカルトレーニングに重点的に着手。20年11月の朴戦、21年6月の青井戦と2連勝し「ちょうど1年くらいたって、まさしく成果が出てきたなという感じ」と手応えを口にする。

対戦相手の山本琢也の印象を問われると「パウンドがやたら強い。自分のフィジカルが通用するのか楽しみにしています」と笑みを浮かべた。だが、5試合目という試合順については不満な様子。「微妙な試合順。ただ勝つだけでは盛り上がらないと思うので、見てて熱くなるような魂あふれる試合をするので注目して欲しい」と呼び掛けた。

同じジムで練習を積む朝倉未来とは、プライベートでも仲良し。だが「ベルト狙っている以上どこかで必ずぶつかる」と、同じフェザー級として意識する相手でもある。まずは今大会を白星で飾り、成長を証明する。