「K-1ファイナル」と銘打たれ、自分が主人公だったK-1ワールドGP大阪大会でまさかの黒星を喫した前スーパーウエルター級王者木村“フィリップ”ミノル(28=PURGE TOKYO)が5日、大阪市内で一夜明け会見に臨んだ。

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木村は「負けたのは残念ですが」と言いつつ「いろんな方の力があって実現した舞台。最高でした」と自身の“卒業”に合わせた舞台設定に感謝の意を表した。挑戦者和島大海に喫したKO負けを「K-1は“次”を考えてやったりしたら勝てない、厳しい場所。K-1で戦う覚悟が和島選手の方が強かったということでしょう」と振り返った。

また、突然の安保瑠輝也による対戦要求には「何とも言えないけど、そう言ってもらえることはファイターとしてうれしい。負けた僕にラブコールを送ってくれた。そこにはストーリーもある、リベンジというテーマもある」とし、実現の可能性について「なくはないかなと思う。考えてみたいです」と話すにとどめた。