76歳のWWEビンス・マクマホン会長が12年ぶりに試合出場し、元NFLスターでスマックダウン大会のコメンテーターのパット・マカフィーからフォール勝ちした。リングサイドで同会長が観戦する中、会長お気に入りの「子分」オースティン・セオリーVSマカフィー戦が開催。セオリーの敗退を受け、挑発してきたマカフィーに対し、静かに怒りを燃やした。

ジャケットとシャツを投げ捨て、黒のタンクトップ姿ながらも、76歳とは思えない肉体を披露。10年レッスルマニア26大会のブレット・ハート戦以来となる試合ゴングを聞くと、真っ向勝負に出てクローズライン(ラリアット)も放った。セコンドのセオリーの急所攻撃サポートもあって圧倒。マカフィーにとって屈辱的なアメリカンフットボールによる攻撃を加えて快勝した。

試合後、セオリーと勝利を喜んでいると、マクマホン会長の目の前に大会第1日に19年ぶりの試合復帰を果たした長年の宿敵“ストーン・コールド”スティーブ・オースチンが登場。オースチンからビールで乾杯を要求されると、どぎまぎしながら一緒にビールを飲んでいると、隙を突かれてスタナーを浴びる失態をみせ、大の字にリングに倒れこんでいた。