米プロレス団体のWWEは27日(日本時間28日)、2年後のレッスルマニア40大会概要を発表した。24年4月6、7日に米フィラデルフィアのリンカーン・ファイナンシャル・フィールドで開催する。来年のレッスルマニア39大会は23年4月1、2日に米カリフォルニア州イングルウッドのSoFiスタジアムで開催することが発表されている。

大会前後には「レッスルマニア・ウイーク」としてフィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターでスマックダウン大会、24年度のWWE殿堂入り式典、ロウ大会やペンシルバニア・コンベンション・センターでファンイベントを開催予定。さらにWWEとして病院訪問、いじめ防止集会など、地域に根差した企画&イベントも主催する。

WWEの特別イベント担当エグゼクティブ・バイスプレジデントとなるジョン・サブール氏は「WWEを代表し、レッスルマニアを兄弟愛の街(フィラデルフィアの愛称)で再び開催できることに興奮しています。この待望のリターンを実現するために不可欠な地元のパートナー全員に感謝します」とコメントした。

今年4月、米アーリントンのAT&Tスタジアムで開催したWWEレッスルマニア38大会では全米と世界53カ国から計15万6352人のファンが集結。ダラス、アーリントン地域で記録的な2億650万ドル(約268億4500万円)の利益をもたらしたとされる。フィラデルフィアのジム・ケニー市長は「世界中のWWEファンをフィラデルフィアに迎え、24年に歴史的な40回目のレッスルマニアに参加できることを誇りに思います。1週間にわたる一連のイベントは、私たちの大都市に世界的なスポットライトを当てると同時に、地域経済に大きな影響を与えるのに役立ちます」と歓迎していた。