WWEで「ファイナルボス」と呼ばれる里村明衣子(センダイガールズ)がNXT女子王座挑戦を表明した。

昨年9月、NXT大会でロクサーヌ・ペレスに勝利して以来、約5カ月ぶりのNXT大会の試合復帰。現在、NXT女子王者となるペレスに呼び出され、パートナーになることを受諾した里村は、前NXT女子タッグ王者カタナ・チャンス、ケイデン・カーター組とのタッグ戦に臨んだ。

里村はカーターに強烈ビンタを浴びると強烈なミドルキックでお返し。チャンスには強烈なエルボースマッシュで突き飛ばした。さらにエプロンから場外のカーターにトペ弾まで繰り出した。相手合体技による雪崩式フランケンシュタイナーをしのぎ、カーターにオーバーヘッドキックで大きなダメージを与えると、最後はペレスが回し蹴りからのポップロックス(変形サンセットフリップパワーボム)をカーターに成功させてフォール勝ちを収めた。

試合後、マイクを握った里村はペレスと対峙(たいじ)。ペレスの持っていたNXT女子王座ベルトを指さして「今回は私があなたに何かをしてあげたのだから、今後はあなたから何かをしてほしい」とキッパリ。事実上の女子王座挑戦表明となった。

5カ月前には「神童」と言われたペレスに貫禄勝ちしていただけに正式決定すれば注目カードとなる。