イヨ・スカイ(紫雷イオ)が年間最大の祭典レッスルマニア39大会(4月1、2日・米イングルウッド)の「前哨戦」で惜敗した。仲間のユニット「ダメージCTRL」のベイリー、ダコタ・カイと組み、トリッシュ・ストラタス、リタ、ベッキー・リンチ組との6人タッグが組まれており、この日はリンチとのシングル戦に臨んだものの、11分30秒、マンハンドルスラム(変形のど輪落とし)でマットにたたきつけられ、3カウントを許した。

クローズライン連打、キックで場外に蹴り飛ばされたスカイはさらにエルボーを食らってダメージ。切り返し技からのダブルストンプで踏みつけて反撃すると、スワンダイブ式ミサイルキックでコーナートップにいたリンチを落下させた。しかし月面水爆を回避されてダメージを受け、何とか丸め込み合戦で競り合ったものの、最後はモロにマンハンドルスラムを浴びてフォール負けした。

試合前にはリンチから「ベッキーの手下」呼ばわりされる屈辱を味わったスカイ。WWE女子タッグ王座もリンチに奪われており、レッスルマニアに向けた「前哨戦」でストレスをためる試合結果となった。