甲子園優勝校OBの対決は、25分を超える激闘になった。
駒大苫小牧出身で、ブルペン捕手として田中将大投手(34=楽天)の球を受けた経験を持つG-REX王者のT-Hawk(33)が、前橋育英で13年夏の甲子園初優勝メンバー(左翼手)の挑戦者・田村ハヤト(27)を制し、3度目の防衛に成功した。
T-Hawkは、逆水平チョップ、ブレーンバスターなど、迫力満点の攻撃を展開。田村も負けじと串刺しラリアット、エルボーなど激しい攻防を見せたが、最後はT-Hawkが、ケルベロスからのナイトライドで3カウントを奪った。メインカードでの勝利。そして防衛。ただ、T-Hawkは試合後も機嫌が良くなかった。「俺は今の今まで、あえてゲストのアイツの名前出さなかったけどよ。おい、俺の後にリングにいる気持ちはどうだ、おい! ああ? GLEATのな、横綱はこの俺なんだよ、バカヤロー! 」。今大会はメインカードで終わらず、その後に飯伏幸太の復帰戦となる10人タッグマッチが控えていた。T-Hawkの怒りの矛先は、1年10カ月ぶりに日本のマットに帰ってきた飯伏へ向けられたもののようだ。
T-Hawkのキレっぷりは収まることはなく「おい、いつまでよ、過去の栄光で飯食ってんだバカ野郎! クソだせえんだよ俺から言わせたら、大事なのは今だろうがよ! 中途半端なことすんな! おい、俺からお前に対して一言あんだよ、GLEATなめんなこら! 」と怒り狂っていた。
一方敗れた、田村の熱も冷めることはなかった。「今回負けたけど、俺は絶対にまたT-Hawkの前に立つから。順番待ちなんて俺はしないぞ。このGLEATで明るい未来を見せれるのは、上のステージに持っていけるのは俺しかいないって思ってるから。これからも俺に期待しててくれ」。13年夏の甲子園決勝の対延岡学園(宮崎)では、左中間本塁打を放つなど、大一番に強い男がリベンジを誓った。

