女子プロレスの「STARDOM(スターダム)」のなつぽいが、フェアリーワールド全開だった。

3日、都内で真夏の最強女子決定戦「5★STAR GP」の表彰式が行われ、優勝者の鈴季すずらが主席。ただ、殊勲賞に選ばれたはずのなつぽいは、開始時間になっても現れず…。遅れること数分。慌てて、なつぽいが壇上に駆け上がった。

スターダムの創設者で、現エグゼクティブ・プロデューサーのロッシー小川氏からトロフィーを渡されると「喜びの声? お疲れさまです。あ! 違うか! 皆さん、こんにちは! なつぽいこと、なつぽいです。開始時間を間違えてしまって、さっき滑り込んで…。えっと、くしゅん賞? しゅくん賞を頂きました」と珍発言で、会見場の笑いを総取りした。

「いろいろ頭がパニックで申し訳ないのですが…。果たして何の賞なのでしょうか? 」と、再び笑いの渦に包んだ。

前日2日にスターダムはなつぽいが頸椎(けいつい)ヘルニアのため、当面の間欠場すると発表したばかり。そのこともあり、「よりパワーアップして、スター街道まっしぐらに走れるように、しばしお待ち下さい」と早期回復を誓った。

壇上から降りると、司会の安藤頼孝リングアナは「副賞には広辞苑をよろしくお願いいたします」と、なつぽいに正しい日本語を勧め、さらなる笑いを奪った。