プロボクシング日本ライトフライ級4位高見亨介(21=帝拳)が世界ランカーと初激突する。

2日、東京・後楽園ホールで開催されるWHO,S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT特別版で、WBC世界ミニマム級14位リト・ダンテ(33=フィリピン)と109ポンド(約49・44キロ)契約体重8回戦を控える。1日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、49・4キロでクリア。ダンテも48・4キロでパスした。

アマ戦績43勝4敗を誇る高見は22年7月にプロデビューし、4連続KO勝ち。5戦目で初めて世界ランカーと拳を交える。過去最強とも言える対戦相手となり「チャンスだと思う。しっかり試合を進めればペースはつかめると思う」と胸を躍らせた。打たれ強さと絶妙な試合運びに定評のあるダンテは過去にKO負けだけでなく、ダウンも喫した経験がない。さらに日本人との対戦も3勝(1KO)1敗1分という難敵。高見は「そういう選手だからこそ倒したいと思う。明日、リングでやってみて自分で判断しながら戦っていきたい」と意気込みを示した。