プロボクシングで優勝賞金100万ドル(約1億4500万円)のミドル級トーナメントが開催されると31日、発表された。

英プロモート大手マッチルーム社(エディ・ハーン代表)と元世界3階級制覇王者亀田興毅氏がファウンターとして運営する興行3150FIGHTがタッグを組み、3月31日、名古屋国際会議場で「プライズファイター」と題したトーナメント1回戦を行う。

出場選手は日本ミドル級王者国本陸(六島)、日本同級1位可児栄樹(T&T)をはじめ、アマリ・ジョーンズ(米国)、イサック・ハードマン(オーストラリア)、IBF世界同級10位アナウエル・ンガミセンゲ(フランス)、アニワエ・イリキシアティ(中国)、ジェオバニー・エステラ(米国)、キエロン・コンウェイ(英国)の8選手。国本-可児戦は日本王者が最強挑戦者を迎えるチャンピオンカーニバルの日本タイトル戦(10回戦)としても開催。他3カードは4回戦(延長1回)で日本ボクシングコミッション(JBC)と調整していくという。

既に同興行では元世界2階級制覇王者亀田和毅(TMK)-レラド・ドラミニ(南アフリカ)戦がメインイベントとして開催されることが決定済み。また世界戦も組まれる予定となっている。亀田ファウンダーは「賞金マッチは面白い企画。トーナメント準決勝、決勝と大きな会場になっていくと思います」と説明。準決勝は7月下旬、決勝は10~11月に開催する見通しとなっている。

なお興行はABEMAでペイ・パー・ビュー(PPV)放送される。