7月28日にさいたまスーパーアリーナで開催される格闘技イベント「超RIZIN3」で、ついに朝倉未来(31=ジャパン・トップチーム)と平本蓮(25=剛毅會)がMMAルールで対戦することが決定した。

それを受け、ABEMAは「引退をかけて」戦う2人の決戦当日までの軌跡に密着。その独占映像第一弾をABEMA格闘チャンネル公式YouTubeで22日までに公開した。

この映像では、16日に行われた「超RIZIN3」の対戦カード発表会見に登場した2人に完全密着。大勢のファンの前でフェイスオフを行った平本は「俺がコイツをぶっ飛ばしたら面白いと思って。僕の発想から始まったストーリーなので。朝倉未来が残した功績って今までにないタイプだから、ここでぶっ飛ばしてリング上で『全部いただきます』って言いたいですね」と笑顔で語り、「この試合に関しては面白い試合をしたい。期間もあとちょっとなので、朝倉未来以上に完全に仕上げていきたい」と気合十分な様子を見せた。

さらに「この試合のためにKO勝ちをとっておいたんですよ。今までは倒せたけど、倒さなかったみたいな。この日にKOを解禁した方が一番盛り上がるだろうと思ったので、ついにKO解禁です」と、朝倉から初のKO勝利を奪うと宣言した。

一方、約1年ぶりのRIZIN出場となる朝倉は、平本とのフェイスオフについて、「別に何も感じなかった。彼はネット陰キャくんなんで言わせておけば良い。よくわかんない風潮を作ったじゃないですか、あいつ。格闘技に関係ないあおりを入れたりとか、いろんな選手に対して週刊誌みたいなことするでしょ。そういうのはどうかと思うけど」と平本を一刀両断。

対戦が決定したことについては「昨年最後にRIZINで行った試合がタイトルマッチで、牛久選手とかにも勝って、一応トップに絡める位置にいる人間が平本みたいなレベルの低いやつと試合を組んでもらえることは自分的に楽なのでラッキー」と話し、負ける気が一切ないと断言した。

さらに、ここから試合までの4カ月間について「俺はもうこの4カ月間、死に物狂いで過去最高の仕上がりで臨むので。なんだかんだ14戦やってきて、最初はフェザー級に誰も相手がいなかったんですけど、ここまで引っ張ってきたという自負があるんで。たかが3勝3敗? の平本とは戦ってきた相手が違う。実力の差を見せますよ」と、いつになく真剣な表情で答えた。

令和の格闘技で注目を集める両選手によるインタビューの全容は、ABEMA格闘チャンネル公式YouTubeで視聴できる。