立ち技打撃格闘技K-1との契約が終了し、Krushフェザー級のベルトを返上したばかりの篠塚辰樹(25=剛毅會)が、「RIZIN46」(29日、有明アリーナ)で素手ボクシングの試合(2分5R、66キロ)に臨むことになった。RIZINが11日に発表した。

米ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ(Bare Knuckle Fighting Championship=BKFC)提供試合で、対戦相手は「X」となっている。

篠塚は中学2年からボクシングを始め、高校中退後ボクシングの名門ワタナベジムに入門し、プロ戦績は3勝(2KO)1敗。キックボクシング転向初戦となる18年2月のRISE山川賢誠戦で1R・KO勝利を飾った。その後ボクシング仕込みの鋭いパンチを武器にKOを量産し、7勝(6KO)2敗の戦績を残すと、21年にK-1、Krushへと戦いの場を移した。

ケガでの長期欠場などがありながら、23年10月には森坂陸に判定で勝利し、Krushフェザー級王座を戴冠した。

昨年おおみそかのRIZIN45ではキックボクシングルールで、ブレイキングダウンで活躍する冨澤大智と対戦。2度ダウンを奪い、判定3-0で圧勝した。

24年3月にKrush王座を返上すると、今後は世界中でさまざまな試合にチャレンジすることを決意。今回はバンテージのみを巻いて行うベアナックルルールに挑戦する。