新日本プロレス・シカゴ大会「Windy City Riot(ウィンディ・シティ・ライオット)」の前日会見が11日(日本時間12日)、米イリノイ州シカゴで行われ、中5日でIWGP世界ヘビー級王座防衛戦に臨む内藤哲也と挑戦者ジョン・モクスリー、スペシャルシングルマッチで対戦する石井智宏とニック・ネメス、ライオットルールズ・マッチで対戦するエディ・キングストンとゲイブ・キッドが出席した。

同じロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)の辻陽太と戦った6日両国大会での防衛戦から、わずか中5日。「先発投手か」と報道陣を笑わせていた内藤がシカゴでの前日会見に出席。「オラ、アミーゴス、コモ・エスタ? ビエン? ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、内藤哲也です。まずはここシカゴにIWGP世界ヘビー級チャンピオンとして来れたこと、すごくうれしく思います」とスペイン語を交えてあいさつした。

続けて「明日、対戦するジョン・モクスリー選手ですが、過去にシングルマッチをしたことがありました。2019年7月28日、愛知県体育館。その時、俺は敗れているわけで、やっとあの時のリベンジをする時が来ました」と意気込んだ。

「しかもアメリカでリベンジできるということで、こんなうれしいことはないし、彼的にもこんな屈辱的なことはないでしょう。早くリングに立ちたいですが、そこはトランキーロ。焦らずに明日ゴングが鳴るその瞬間を楽しみにしたいと思います」とモクスリーに屈辱の敗北を味わわせることを誓った。

フォトセッションでは、ゆっくりと立ち上がり、時間をかけて水を飲むと、さらには1度着席するなど先に立ち上がったモクスリーを挑発した。