新日本プロレスのシカゴ大会「Windy City Riot(ウィンディ・シティ・ライオット)」が開催され、第7試合のNJPWワールド認定TV王座戦で、挑戦者で初代王者のザック・セイバーJr.が13分15秒、回転十字固めで王者マット・リドルを抑え込んで勝利し、新王者として返り咲いた。

試合が大詰めに入ると、蹴り足をザックに取られたリドルが軸足でニーアタックを食らわせ、レインメーカー式ジャンピングニーアタックで追い打ちした。

さらに終盤、ザックがローキックを浴びせると、リドルはすぐにカウンターニーアタックで報復。だが、次のニーアタックをザックが回避し、十字固めで一気に3カウントを奪った。

リドルは2月23日の札幌大会で棚橋弘至を破って戴冠。バッドデュード・ティト、藤田晃生を相手に2度防衛を重ねていたが、3度目の防衛に失敗した。