プロレスラーのジョシュ・バーネット(46)が主宰する「Bloodsport(BS)」の日本大会「ブラッドスポーツ武士道」(6月22日、両国国技館)の対戦カードが18日、発表された。

バーネットが帝国ホテルで記者会見を開催。現役のキング・オブ・パンクラシスト(パンクラス王者)でもあるバーネット対現IWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリーなど10試合が発表された。対戦カードと主な選手のコメントは次の通り。

▼ジョシュ・バーネット VS ジョン・モクスリー(メインイベント)

バーネット「彼とは第6回大会で対戦してレフェリーストップで勝利している。彼がギブアップしないのは分かっているので、ストップされるまでふみつけてやった。リングは2人の血で染まっていた。今大会でも勝利してやろうと思う。前回、彼はIWGP US王者だった。そして今、彼はIWGP世界ヘビー級王者だ。彼を倒して、私は“新日本の無冠の帝王”でいつづけようと思う」

モクスリー「私は過去の敗北に苦しむことはない。私は常に人通りの少ない道を求め、待ち受けているかもしれない投石や矢を恐れることはなかった。すべてはいつの日か、私が生きるに値する人生を送ったと言えるようにするためだ。両国でジョシュ・バーネットと戦い、死ぬことになっても、それは良い死に方だ」

▼鈴木みのる VS ティモシー・サッチャー

鈴木みのる「このブラッドスポーツは第1回から参加してまして、なんならジョシュ・バーネットより出ている。だからキャッチ何だらとか、パンチが何とかっていうよりも、ロープのないリングでいかに自分らしさを表現できるかっていうことの方がメインかな。あとは会場全部使って試合したいと思います。ダメなんだっけ? ダメって言われてもやるんで」

▼船木誠勝 VS デイビーボーイ・スミスJr.

スミスJr.「今まで最高の戦いをし、最高の相手を倒してきたが、今回は最高の1人でもある船木さんと対戦する。若い頃から船木さんを尊敬してきたが、今は称賛するときではなく攻撃するとき。リングの上で船木さんと向かい合い、目と目、拳と拳で会話することが待ちきれない」

船木「1回だけタッグで試合をしたことがあるんですけど、今回はロープがないということで戦い方がいつもと変わってくる。去年の9月にノアのリングでジョシュさんと試合をしたのを思い出しながらリングの外に落とされないように気を付けて挑みたい」

▼桜庭和志 VS サンティーノ・マレラ

マレラ「6月22日、桜庭に敬意を示す最善の方法は、桜庭をぶん殴って、投げ飛ばすことだ。試合開始のゴングが待ち切れない」

桜庭「コメントを聞いてると怖いですが、僕もおじいちゃんなんで、お手柔らかにお願いします。話を聞いたんですけど、グーパンチありなんですか? ロープなしで、グーパンチあり? 僕もおじいちゃんなんて勘弁してほしいですが頑張ります」

▼クイントン“ランペイジ”ジャクソン VS 関根“シュレック”秀樹

関根「ランペイジはPRIDEを見ててめちゃめちゃファンでした。UFCも見てましたし。ただ自分も警察官を辞めて7年。やっとここまでたどり着いて。今回、ランペイジっていうのはすごいパワーの持ち主だし、パンチもすごいのは知っている。だけど俺は現役のMMAファイターでもあり、シュートボクシングのランキング2位でもある。パンチでもキックでも負けねえし、パワーでも負けねえ。あいつがパワーボムをやってくるんだったら、俺は返してジャーマンで決めてやります。押忍」

▼小波 VS 福田茉耶

福田「今大会では田村潔司エグゼクティブのもと、LIDET UWF、GLEAT MMAで育った私の戦いをして小波選手から勝ちを取りにいきたい」

小波「女子ワンマッチということで、この変態トーナメントに組み込まれていなくて安心しました。ジョシュさんとは、私の格闘技の師匠である藤井恵さんの紹介で一度お会いしたことがある。こうやってデビューしてジョシュさんの興行に呼んでもらえるのは本当に感慨深いです」

▼トーナメント

○佐藤光留 VS 鈴木秀樹

鈴木秀樹「さっきジョシュがビル・ロビンソン、カール・ゴッチという名前を出したんですけど、鈴木秀樹と佐藤光留は、その2人の1歩も2歩も3歩も先を行った戦いを今行ってます。それを両国で見せます」

佐藤「会見で女子選手がいたので、男女混合トーナメントだと思って一瞬喜んだんですけど、反対側(の対戦カード)が野村と野獣のような(選手)とかって言葉が飛び交ってて今、怒りに震えてます。この怒りを盟友鈴木秀樹にぶつけて、必ず優勝して(米国での)本戦に出場するつもりで頑張ります」

○野村卓矢 VS トッド・ダフィー

▼エリック・ハマー VS マイク・オハーン

▼飯塚優 VS 阿部史典