N-1ビクトリー公式戦でBブロックの拳王(39)が開幕3連勝を飾り、勝ち点を6に伸ばした。
UFCやRIZINなどMMA(総合格闘技)で活躍し、ノア入団後もデビューからわずか6カ月11日でGHCナショナル王者となった佐々木憂流迦(34)と対戦。日本生まれの総合武道・日本拳法の世界王者だった拳王は、立ち上がりから憂流迦の格闘スタイルに付き合い、掌底&ローキックを打ち合った。
あえて相手の土俵で戦い、憂流迦の肩固め、背後からのスリーパーで失神寸前になりながらも耐え、逆にアンクルホールドで憂流迦の足を攻め、その足を持ち上げて腹部に強烈なキックも見舞った。
だが拳王は憂流迦にPFSをかわされ、そのまま足を取られて膝十字固めをきめられてしまう。これをなんとかロープエスケープでしのぐと、さらにグラウンドでのサブミッション「弁天」を狙ってきた憂流迦の側頭部に問答無用のキックを見舞い、ドラゴンスープレックスで3カウントを奪った。
拳王は試合後、「開幕から3連勝だ、オイ! ナショナル王者の佐々木憂流迦を倒したぞ、って言っても、足はめちゃくちゃ痛えけどな、オイ!」と喜んだ後「今日、なぜ俺が勝てたかわかるか?」と問いかけた。
拳王は「俺は日本プロレス界3大リーグ戦覇者から、リーグ戦に優勝する秘訣(ひけつ)を聞いた。そして昨日はここ後楽園ホールから徒歩で50歩の東京ドームホテルに泊まったからな、オイ。足は痛えけど、俺はまだまだ元気だぞ。なぜだか分かるか? それはな、オイ、家に帰る時間すべて東京ドームホテルで休養したからだ」と説明し、バックステージで腕立て伏せを始めた。
そして拳王は最後に「N-1リーグ戦優勝するのは誰だか分かるか、オイ! 3大リーグ戦覇者の永田裕志からリーグ戦優勝する秘訣を聞いたこの俺、拳王だ。永田裕志、ありがとな!」。YouTubeでコラボし、優勝へのカギの1つが「ホテルで休養して連戦の疲れを取ること」だと伝授してもらった永田裕志(新日本プロレス)へ感謝の言葉を叫んで控室へと消えていった。
▼N-1ビクトリーBブロック公式戦30分一本勝負
○タビオン・ハイツ(2) 10分12秒、ハイツボム→エビ固め ×アルファ・ウルフ(2)
▼同Bブロック公式戦30分一本勝負
○征矢学(2) 13分49秒、ジャンピングDDT→片エビ固め ×タイタス・アレクサンダー(2)
▼同Aブロック公式戦30分一本勝負
○ドラゴン・ベイン(4) 12分48秒、ウラカンラナ ×ルイス・マンテ(4)
▼同Bブロック公式戦30分一本勝負
○拳王(6) 11分25秒、ドラゴンスープレックスホールド ×佐々木憂流迦(2)
▼同Aブロック公式戦30分一本勝負
○ジャック・モリス(4) 11分25秒、シューティングスタープレス→片エビ固め ×ジョシュ・ブリッグス(4)
▼同Bブロック公式戦30分一本勝負
○稲村愛輝(4) 21分9秒、無双→片エビ固め ×イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(2)
▼同Aブロック公式戦30分一本勝負
○マサ北宮(4) 不戦勝 ×小峠篤司(0)
※小峠が頸部(けいぶ)負傷で欠場のため

