プロボクシング前IBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗(25=ワタナベ)が5月24日の試合後に急性硬膜下血腫で緊急の開頭手術を受けた後の経過について、日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛執行理事が8日、都内で説明した。
7日に大阪府内の病院に入院中の重岡をワタナベジム渡辺均会長らと見舞った安河内執行理事は「意識は回復しておらず、重篤の状況ですが」と前置きしながらも「コミッションドクターと話し合い、銀次朗選手の生命の危険の峠は越えたと思われます」と明かした。
重岡は6月下旬に集中治療室(ICU)から一般病棟に移ったという。安河内執行理事によると、前WBC世界同級王者の兄優大(28=ワタナベ)の投げかけにも一定の反応を見せたとし「顔もきれいで目も開いており、音のする方向を目で追うしぐさもあった。手を握ると握り返していました」と説明した。現在は大阪府内の病院に入院しているものの、いずれ転院する見通し。安河内執行理事は「これからリハビリが始まると思います。戦いは長く続くと思いますが、今後を見守りながら朗報を待ちたいと思います」と話した。

