プロボクシング前WBC世界ミニマム級王者・重岡優大(28=ワタナベ)が13日、現役引退を表明した。
同日に自身の公式インスタグラムを更新。まず5月24日の世界挑戦後に急性硬膜下血腫で緊急の開頭手術を受けた前IBF世界ミニマム級王者の弟銀次朗(25=ワタナベ)が故郷・熊本県内の病院に転院したを伝えた上で「今日、俺・優大はボクシング引退を決意しました」とつづり、兄弟ツーショット写真を7枚そえた。弟の入院先だった病院の医師、看護師に向け、感謝の言葉とともに「命の恩人です。銀が元気になったら、必ず2人で挨拶に行きます」と伝えた。
転院先では1日3時間、3種類のリハビリに挑戦している弟に寄り添っており「諦めるなよ、頑張れよ」と毎日、声をかけているとし「あいつの心の炎を消さないように支えています」と心境を明かした。
幼少期から一緒に格闘技をはじめ、アマチュア、プロと苦楽をともにしてきたと弟に向け「銀がいたから、俺はここまで来れた。銀の夢は大きく、まだまだ夢半ばでしたが、これからの人生を彩るのは兄である俺の役目だと思っています」と意欲。さらに「銀には、ボクシングをやってきたことを後悔してほしくない。そこで出会った人たち、経験した全てが財産だから、今でも銀を心配してくださる方々から、毎日メッセージが届きます」と感謝した。
今後についても「ここから『ここに行けば銀次朗に会える!』そんな場所を作ります。それが俺の新しい夢です。着々と計画は進んでいます。そのために俺も引退を決意しました。後悔はありません。ここからが本当の勝負だろ」と強調。「空手やボクシングで学んだことを-毎日コツコツ、日々努力、継続は力-を胸に、新しい道で銀と一緒に花を咲かせます。引退しますが、これからも重岡兄弟の生き様を見ていてくれたら嬉しいです。今までたくさんの応援、本当にありがとうございました。みんな、絶対また会おうぜ」とつづっていた。

