プロボクシング東日本新人王準決勝は18日、東京・後楽園ホールで行われる。ミドル級準決勝(4回戦)では、元WBO世界ミニマム級王者谷口将隆(31)の弟祐紀(29=ともにワタナベ)が、元東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者佐々木尽(24)の弟革(20=ともに八王子中屋)と激突。17日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量が行われ、両者そろって出席。谷口はリミットより300グラム少ない72・2キロ、佐々木はリミットでそれぞれクリアした。

今年7月に東日本新人王初戦で2回TKOデビューを果たした谷口は注目の弟対決に「多少なりに(注目を)感じることはあるが。平常心で。相手はすごい気迫でくると思うので負けずに戦う」と気合十分だ。兄からは「弟対決で注目されるから情けない試合はできないぞ」とテクニック面の指導を受けてきたという。

高校1年の時、兄と同じ高校に進学してボクシング部に入部も中退。定時制高に通いながら、中学から習っていた柔道を再開し21歳まで続けた。就職のため、上京して21年にワタナベジムで練習開始。最大で97キロあったウエートを20キロ落としてプロテストを受験していた。谷口は「まずは目先の1勝。1戦1戦、頑張らないといけない」と危機感を口にした。

一方、佐々木は派手な紫ヘアで計量をクリア。試合当日に着用するトランスに合わせたという。佐々木は「兄に恥をかかせれれない。KO以外は狙っていない」と自信たっぷりだ。

今年6月にWBO世界ウエルター級王座挑戦後、ダメージを考慮して休養していた兄が9月からジムワークを再開。8ラウンドほどスパーリングしながらアドバイスをもらったという。兄からは「普通に勝たないと。圧勝しないとヤバイ、先がない」と猛ゲキも飛ばされているという。佐々木は「さすがに負けられない。調整はバッチリ。相手が誰でも自分のやり方は変わらない。倒しににく」と気合十分だった。